アンケート・アートの新作が6/5(金)に名古屋市千種小劇場で発表されます。
タイトルは「アブラハム・ヴァリエーションズ」で、テーマは「信仰心と赦し」です(なんかスティーヴ・ライヒっぽいですが・・・)
ソプラノ、アルト、テノール、バスの混声合唱曲で、ソプラノ以外は今流行のVocaloid、初音ミク、鏡音レン、がくっぽいどが歌います。
と、この曲はいわゆる現代音楽とは一味違った趣の作品です。
以下詳細です
ニンフェアール第5回公演「息の領域」
2009年06月05日(金) 19:00開演 名古屋市千種文化小劇場(愛知県)
フルート:カミラ・ホイテンガ、ソプラノ:森川栄子
シュトックハウゼン:「舌先の踊り」
伊藤美由紀:「時の砂」「アジュガ」
大村久美子:「北風と太陽」
松本祐一:「アブラハム・ヴァリエーションズ」
サーリアホ:「チェンジングライト」ほか
円形劇場の特性をいかして視覚的、聴覚的に響きと動きを楽しめます。フルートと声という人間の呼吸に基づいたパフォーマンスが、時にライブ映像を伴って繰り広げられます。慶応大学、早稲田大学の研究チームと楜沢順の画期的な映像コラボ作品も見どころ。
<チケット販売所>:
愛知芸術文化センターB2Fプレイガイド、ヤマハミュジーック東海名古屋店1Fプレイガイド
入場料:一般3000円、学生2500円
久しぶりに文章を・・・
「品詞だけでアンケート結果が表されるか疑問」という意見をいただきました
NHK-FMでの西村さんの疑問にも通じるものがあると思います
アンケート・アート説明の
「その回答は強調され、個々の意見の差異をより顕著に現すことができるのである。」
の部分の説明不足によるものなんでしょう
きっとね
メロディははアンケート回答の文章を内容に関係なく文章の構造のみに基づいて作られます
基本的にどんな文章でも構造は似たり寄ったりなので
似たり寄ったりなメロディが出来上がると思います
(音楽的には変奏曲というかオスティナートな感じになります)
その似たり寄ったりなメロディにのっけて文章が表示されるわけなのです
全部が似た感じになればなるほど
そこに現れる微妙な差異がより顕著になるというのが持論なのですが
音楽に合わせて表示される文章の意味の違いが強調されるのだ
ということです
9/23に大垣スイトピアセンターで作曲賞受賞曲の「広島・長崎の原爆投下についてどうおもいますか?」の小編成版を発表しました。
原曲は17人編成でしたが、今回のは5人編成。原曲ではコンピュータを30回ぐらいクリックしましたが、今回のは頭に一回クリックするのみ。楽だけど、プログラムが複雑だったので、久しぶりにハプニングが起きないかずっと緊張してました。よく考えられて作曲されていると指摘されて、思い出しました。よく考えて作りました、あの旋律を。12個の音がうまい具合に配置されてます。今回の小編成版のほうが原曲には無かった映像もついてて気に入ってますが、「あれ、原曲には映像無かったんだっけ?」という人も。作曲賞の応募要項にある使用楽器にはプロジェクターは入ってないです。これからは、コンピュータ + ピアノ版もこれから考えていこうと思いますが、演奏者の確保ってのが大変ですね。アンケート・アート・バンド、メンバー募集。とりあえずピアニスト2人。
新しいアンケート集めています。
どしどし答えてください。
テーマは学生運動。
http://www.enquete-art.org/sm/
よ
ろ
し
く
お
ね
が
い
し
ま
す
メラミン入りのミルクが話題だけど、昔日本もやってましたね。
砒素入りだったけど。
そしてみんなそのことを忘れている。
マスコミもそのことには一切触れない。
スポンサーだから。
「広島・長崎の原爆投下についてどう思いますか?」の再演のお知らせです
新たに小編成にして
よりアンケート・アートらしくしました
岐阜おおがきビエンナーレ 2008
「イアマス コンテンポラリー・ミュージック コンサート」開催のお知らせ
■近年、国内外から注目されている大垣発の音楽!
イアマスでは開校以来たくさんの音楽が作曲されてきました。この度、これら
の音楽を集めたコンサートが「岐阜おおがきビエンナーレ」にて開催されます。
司会はイアマスの三輪眞弘教授が担当します。それぞれの曲の聴きどころを解
説しながら普段聴き慣れない音楽世界の秘密をひもといていきます。
この数年、イアマス卒業生の活躍には目を見張るものがあります。日本各地で
演奏が行われ、国内外での受賞も少なくありません。
岐阜おおがきビエンナーレ 2008
「イアマス コンテンポラリー・ミュージック コンサート」
IAMAS Contemporary Music Concert
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
◎会場:大垣市スイトピアセンター 学習館 音楽堂
◎日時:9月23日(火祝)16時半開場 17時開演
◎【入場無料】(会場300席)
◎出演:安野太郎 + H.584 Team SZK 福島諭 みみづ 松本祐一
司会/トーク:三輪眞弘(情報科学芸術大学院大学IAMAS教授)
◎主催:IAMAS、岐阜県、大垣市、財団法人自治総合センター
◎後援:外務省、経済産業省、岐阜県教育委員会、大垣市教育委員会、
大垣市観光協 会、財団法人岐阜県国際交流センター、
財団法人大垣国際交流協会
◎地図
◎問い合わせ:
IAMAS(情報科学芸術大学院大学/岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)
メディア文化センター(CMC)
〒503-0014 岐阜県大垣市領家町3丁目95番地
tel : 0584-75-6606
fax : 0584-75-6604
e-mail : biennale08@iamas.ac.jp
7/13放送NHK-FM「現代の音楽」での西村さんのクエスチョンに返信
差異の音楽っていってるけど、そんなに差異?実際質問変えるとどの程度変わるのよ?
的な質問にお答え。(大体こんなこと言っていた気がします)
様々な意見による差異の音楽といっていますが、意見の内容の差異というより、回答者それぞれの言葉の使い方の差異ではないでしょうか。言っている内容はだれもそれほど変わりませんから。たいていの意見は誰かが言ったことの繰り返しだ、なんて誰かの意見もあります。アンケート・アートとしては、前々から思っていたことなんですけど、強い制約を与えれば与えるほどそれぞれの差異はより強調されるのではないでしょうか?アンケート回答の意見内容をそぎ落とすことによって、より個々の言い回しや、文法的なクセが強調され、その差異のメロディが出来上がるのだと思います。
7/10に京都大学でアンケート・アートを語ってきました。吉岡洋教授との対談です。ぼくは喋りが面白くないので、お客さんはあまりアレだったと思います。すいません。さて大雑把にまとめてみました。
まずアンケート・アートのパフォーマンスをしました。青少年のためのアンケート・アート入門のビデオを見てから、本編へ。テーマはダイジェストで憲法第九条と、結婚についてと、原爆についてと、環境問題についてをしました。そのあと僕の紹介と、アンケート・アートについてという感じ。武満賞を受賞した作品は映像がなく、コンピュータによる語りが映像で見る文章より重く感じられた、と吉岡さんの感想がありました。僕も映像があったほうが面白いと思ってます。文字と音が同期して出てくるのがたまらないですね。武満賞の曲はコンピュータの語りと変換された音に時差がありました。語りと音を同時に行っても、両方とも聴覚的なもので、文字と音の視覚と聴覚のダイナミックな同期には面白さが及ばない気がします。アンケート・アートの面白さはそこにあるような気がするのです。それと武満賞の曲は真面目な青年が作った曲という感じがするけど、アンケート・アートのパフォーマンスはシニカルな感じがするそうです。
質疑応答になりまして、その時質問されたことの回答が今思いついたので、いま思いついた方を書きます。
アンケート・アートで音の対応を選んだりというのは、どういうコンセプトでやっているのか?的な質問がありました。僕が音の対応を考えているところは言うまでもなく作曲でしょう。あとアンケート・アートは、場面によって変換されたメロディの見せ方が変わります。単旋律だったり、リズムだけになったり、カノンになったり、増殖していったりと。以前はトッカータもやってました。そういう構成を考えるのも作曲なのでしょう。あと品詞と音の対応の仕方ですが、名詞、助詞、動詞と頻繁に出てくる品詞は決まっています。それらの品詞を骨格になるように音の対応を考えています。オヴァルプロセスの話も出ました。アンケート・アートもデータベースサーバを構築の予定です。そうするとだれでもアンケート・アートが出来る!。あと高橋悠治さんによると方法は悪だということらしい。方法を使うことについてどう思うのか?的な質問。アルゴリズム作曲をする前から自分の作曲法にや音の選び方に何らかの法則性を感じていたので、アルゴリズム作曲に抵抗はなかったです。僕はもともと勉強は数学しかできなくて、作曲は方程式を解くみたいなものと考えてたってのもあります。で、方法ですが、ヨーロッパ音楽には和声法とか対位法とか作曲法とかって、法が付くくらいだから規則だらけです。その規則ってのが調味料的に音の味付けをするって、その昔、作曲の先生が言っていました。そういう作曲規則の中には化学調味料もあるわけですな。自由にただ作曲をするのではなく、規則や法則を設けて作曲をしているのですね。ここで伊福部昭のリトミカ・オスティナータの曲解説をご紹介します。
***
リトミカ・オスティナータとは執拗に反復する律動的な音楽と云う意です。
吾々の傳統音楽は、総て、偶数律動から成り立っていますが、一方、韻文は五・七・五の奇数が基礎となっています。
この作品では、音楽からでなく韻文の持つ奇数律動をモチーフとしました。又、旋律は傳統旋法に近い6ヶの音しか無い六音(ヘクサトニック)に依っています。
これ等二つの異なった要素の結合を、執拗に反復することに依って、吾々の内にある集合無意識の顕現を意図しました。
敢えて、この様な厳しい制限を与えたのは、レオナルド・ダ・ヴィンチの『力は制限に依って生まれ、自由に依って滅ぶ』と云う言葉への憧れが心底にあったからに他なりません。
***
というカッコイイお言葉です。ダ・ヴィンチの出典元がわかりませんが、厳しい制限、規則は調味料の話からすると、きっと味の素のようなものなんでしょうね。味の素は食べ過ぎると味覚がなくなってしまいます。気をつけないと。
憲法第9条についてどう思いますか?って聞かれて、いろいろ考えて答えるけど、その回答は結局はTVで誰かが言ったことだったりするわけで、アンケートの回答にも「って爆笑問題の太田がいってた」というのもありました。僕も自分の言いたいことを、アンケートの回答で代わりに答えてもらっているわけです。結局同じことを繰り返し言ってるだけなのかもということです。NHK-FMで西村朗さんがアンケート・アートの言葉の差異が、どんくらいの差異なんだとクエスチョンが出ましたが、それはまた今度。
京都大学は面白かったです。また11月にアンケート・アートの学生運動をすると思います。
先日友人の結婚式に参加したのですが、その結婚式は様々なアーティストが関わった手作り結婚式でした。もちろん、アンケート・アートもパフォーマンスで参加しました。そしてその結婚式のアーカイヴ展が会場行われています。
Omonma ART Wedding!!
会期:7月4日(金)〜7月20日(日)
参加作家:
西尾美也/村山華子/銅金裕司/松本祐一ほか
OMONMA TENTで行われる、アーティストの手によって彩られる結婚式!!実際に使われるドレスや作品その模様をご覧いただけます。
http://omonmatent.trap.main.jp/
ほんまにそうですわ。みるくだけやない。... read more
on ミルクについて